エゴと目論見が混ざり合う中国・インドの紛争

   

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緊張の一途を辿る、インドと中国の関係
 一週間前、私はインド=ネパールの戦争に関する記事を書きました。その後、インドはネパールだけではなく、中国にも軍事衝突を示唆する発言を続けています。
indiachinaborder11増加する兵士の数
 インドと中国の両国の間には約21,000kmの国境があり、過去には1962年に事実上の戦争となる「中印国境紛争」が勃発しました。両国は陸続きで隣り合う国同士で、しばしば緊張状態に陥ります。

 先月から、インドと中国の両国は国境に配備する兵士の数を増やしてきました。両国はいずれも相手国に、それぞれ国に兵士を帰すように要求しました。

 今回は、なぜこういったことが起きたのでしょうか。

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インドという国の国際的な認識のズレ
 この対立の発端は、中国が道路を建設しようとし、インド軍がそれに抗議したためです。今や、インドは周辺諸国のパキスタンやネパール、さらには巨大な中国との戦争を始めようとしていて、世界の注目を一身に浴びています。

 インドはいずれの場合も、主権は自国に存すると主張しています。アメリカのような主要国はインドのモディ首相に、近隣国と健全な関係を維持するよう強く求めています。

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それでも派兵をやめないインド
 さらに、インド軍のある司令官はBBCの取材に対して、インド軍の塹壕を最初に破壊したのは中国だと主張しています。匿名でインタビューに応じた司令官は、「インド軍は中国に向かって発砲していない」と強く主張しました。中国政府は、インド軍を撤退させるために何度も要請していますが、インドは未だに軍隊を対立するネパール、中国、パキスタンのような諸国に配備し続け、周辺諸国を威嚇しています。
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ヒンドゥー教徒の聖地「カイラス山」への観光客誘致をめぐって
中国・チベット自治区にあるカイラス山はヒンドゥー教にとって大切な聖地で、多くのヒンドゥー教徒がこの地をぜひ訪れたいと切望しています。中国によると、中国はヒマラヤ山脈を通ってロードマップを準備していて、そこでは、礼拝者が56の異なる国々・地域から寺院を訪れることができます。

中国は、ネパール・インドからの巡礼者を自国のカイラス山に向けさせるべく必死です。中国は、国境整備はおおむね適切に進行しているが、インドのシッキム州国境だけが作業に非協力的だとして非難しています。

Pictures Source: Times of India

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