東京五輪で想定されるテロとは?(前編)

   

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(出典:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会公式HP)

(出典:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会公式HP)

東京五輪がいよいよ来年へと迫ってきた。それに向けて準備も着々と進んでいる。しかし、東京五輪を迎えるにあたり、我々が懸念しているものの1つにテロがある。世界各地では毎日のようにテロ事件が発生し、多くの人々が犠牲となっているが、日本国内の治安は外国と比べると非常に良く、テロとは無縁な雰囲気さえも漂っている。

しかし、オリンピックは世界が注目する一大イベントで、過去にオリンピックというタイミングを狙ったテロ事件も起こっている。東京五輪ではどのようなテロが想定されるのだろうか。

タイミングを狙うテロリスト

何も考えないで行動するテロ組織は存在しない。テロ組織は通常、自らが掲げる理念に基づく国家創設、国家からの分離・独立など政治的な目標を持っており、それを達成するために暴力という手段を用い、社会に不安や恐怖を植え付けようとする。テロ組織にとって、テロ攻撃とは手段であって、目的ではない。

当たり前のことであるが、テロ組織と国家(公権力)が戦えば、国家が勝つ(そういう意味で、イスラム国は大きな驚きを与えたが)。テロ組織もそれは十分理解しており、テロ組織としては国家との正面衝突はできるだけ避け、国家の不意を衝く形で対峙していきたいという思いは当然ながら持っている。よって、一回一回の計画、攻撃がテロ組織にとっては重要であり、タイミングや攻撃場所というものはその成否を大きく左右することになる。下記は、五輪など国際的な一大イベントの際に発生したテロ事件の一部をまとめたものである。

国際的イベントにおけるテロ事件・武装組織の活動

テロ組織にも、アルカイダやイスラム国(IS)のような国際的なネットワークを持つ組織、分離・独立を目指す国内型の組織などがあり、また近年では過激な思想に共鳴する個人(いわゆるローンウルフ型)によるテロ事件が後を絶たない。近年、テロ情勢は流動的に変化し、テロの手法も多様化している。しかし、テロ組織や一匹狼的なテロリストにとって、社会的不安や恐怖を最大化するため、上記図にあるようなイベントがタイミングとして都合の良いものであることは昔と何ら変わらない。

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